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シングルorダブル

令和5年春号のシングルorダブル

No.208チームマネージメント

 2022年12月アルゼンチンの優勝で終えたサッカーワールドカップ、4カ月後日本の優勝で終えたWBC、どちらも見応えがありましたね。ワールドカップは、当初の目標であったベスト8には届かなかったけれど、ドイツ、スペインという優勝経験のある強豪国を下しての予選リーグ突破だったこともあり、とても印象に残りました。WBCは、大谷翔平選手というスーパースターが勿論際立っていましたが、他の選手も各々が持ち味を発揮して戦うチームとして完成されていました。福井県出身の吉田正尚選手、中村悠平選手も大活躍でした。一言で言うと強かった。優勝の瞬間は、鳥肌モノでした。ここ数年、地政学的な対立や新型コロナウイルスの問題ばかりで明るいニュースが乏しかったこともあって、久々にいい気分にして貰えました。ほんとスポーツの力は、偉大ですね。
 両大会を振り返って思うのは、昨今、今の若者は、総じてひ弱なイメージが強いと言われているけれど、目的意識を持って鍛錬を積んだ若い世代は、私の世代を遥かに凌ぐ力強さを持っていると感じました。また、森保一、栗山英樹両監督のリーダーの指導方法も新世代に移行したと気付かされました。対話型、もしくは寄り添い型とでも言いましょうか。無論選手達は、国を代表しているエリート達で構成されていますから、一般人(一般社会)のリーダー論へと単純に転用は出来ないと思います。しかし、明らかに昔のそれとは違い、選手との距離感の違いを感じます。指導者は、コツコツと丁寧に準備を行い「リーダーの信じる勇気」と「若い選手の応える力」が組み合わされた時、素晴らしい成果に結び付くというお手本のようでした。多方面に影響力の大きかった両イベントだったと思います。両監督から学ぶことも多かったです。
 さて、マツウラが応援している地場のサッカーチーム「福井ユナイテッド」も来年のJFL昇格を掛けて今期も北信越リーグで奮闘中です。地域貢献活動の一環から、他の地場企業の皆様と同様に出来る範囲の形で継続的に支援を行っています。今年こそは、地域チャンピオンズリーグを勝ち抜いて2024年春福井の北陸新幹線開通に合わせてJFL昇格を果たして貰いたいです。

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