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日本のヘソ
1983年5月号号の日本のヘソ
No.5越前有情と越前岬
福井県出身の歌手で、特に演歌を唱わせたら右に出るものがいないといわれる、五木ひろしが、 <越前有情>を発表したのが昭和56年夏。
福井県は、越前の国の北東部と若狭の国の南西部に二分されていますが、 その越前の史跡や海の表情をたくみに織込んだ歌詞、親しみ易いメロディが受けて、 たちまち福井県内で大ヒット。
ついで昨年夏には、これまた演歌で最近、売り出し中の川中美幸が<越前岬>をその美声で全国に届け、 ヒットさせ福井県が大きく取り上げられました。
さすがに福井県は日本のドマン中! <越前有情>といい<越前岬>といい、只今、全国有線放送をはじめレコードの売上げもトップを独占中とか。 もちろんカラオケファンも、この2曲を唄えずして何が演歌かと大いに頑張っているヨシ。―