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日本のヘソ
令和5年春号の日本のヘソ
No.206福井県チャレンジ応援チーム
福井は日本のドマン中「日本のヘソ福井」第206回目は「福井県チャレンジ応援チーム」の話です。福井県庁では、2021年4月より地域戦略部県民活躍課にてチャレンジ応援チームを設置し、福井県内で活躍する若者の応援を行っています。同チームの活動の1つとして、同課の寺井優介さんがチャレンジ応援ディレクター(COD)としてYouTubeや広報誌、SNSなど様々なメディアにて10~30代の県内で
チャレンジをしている若者を発信しています。寺井さんは県庁内にはほとんどおらず、日々福井県内を奔走してとにかく若者に会い、話をし、SNSも毎日更新しています。福井でチャレンジする人々の例は、越前和紙や越前漆器など伝統工芸の技術を活かして新しいものを生み出す人、福井県へUターンし観光宣伝隊として福井の魅力をPRする人、福井県からオリンピック出場を目指す人など、多分野に渡ります。これらの情報は福井県公式ホームページのほか、「福井県若者情報発信局」というスマホアプリにて発信されており、アプリ内に掲載のSNSで双方向にメッセージのやり取りもできることから、新たなビジネスに繋がったケースもあるとのことです。
また、2023年3月に同チームでは新たな取り組みとして「カンパニー・チャレンジ応援ディレクター」制度を発足。寺井さんのように若者を応援するリーダー(カンパニー・チャレンジ応援ディレクター)を企業内に設置し、自社の若手社員に対して地域活動への参加促進や、若者同士のネットワークづくりを推進することがねらいとのことです。行政と企業が一体となり、オール福井で若者のチャレンジを後押しすることで、福井県内全体の活性化を期待します。