マツウラのモノづくり
平成モノづくり30年史 高速高精度加工
平成モノづくり30年史
平成30年間の間にマツウラが培ってきた
⼯作機械技術を製品シリーズごとに振り返ります
History 03
高速高精度加工
LX Series
高速高精度加工
LX series
超高速&高精度への挑戦
全軸リニアモータ駆動
FXシリーズの開発では高速技術を追求するとともに、高精度への取組を行っていました。しかし、通常の回転モータでのボールネジ駆動では応答性を高めるにも限界があり、結果、高精度化の追求に限界があると実感していました。そこで、超高速で高精度加工の実現の為に全軸にリニアモータを採用したリニアモータマシン「LX-1」を平成11年に開発。リニアモータ駆動に変えることにより軸送り機構の構造が簡素化でき、従来のボールネジ駆動と比べると応答性が格段に高くなりました。また全軸リニアモータの採用により、早送り毎分90m、最高加速度1.5Gを達成することが出来ました。
History of LX series
1998
LX-1
(JIMTOF1998)
全軸リニアモータ駆動
60,000回転軸搭載
早送り90m/min、加工時間1/3
1999
LX-1
2001
LX-0
全軸リニアモータ駆動
40,000回転軸搭載、コンパクト
2003
LX-1500
X軸リニアモータ駆動
X軸ストローク1500mm
2004
LX-05AX
全軸リニアモータ駆動
+DDモータ駆動
4/5軸テーブル搭載、超高速5軸加工
2012
LX-160
超精密5軸加工
46,000回転主軸搭載
高速と高精度を高い次元で両立
2013
LF-160/LV500
2014
LS-160