マツウラのモノづくり
平成モノづくり30年史 ハイブリッド金属3Dプリンタ
平成モノづくり30年史
平成30年間の間にマツウラが培ってきた
⼯作機械技術を製品シリーズごとに振り返ります
History 06
ハイブリッド金属3Dプリンタ
LUMEX Series
ハイブリッド金属3Dプリンタ
LUMEX series
ハイブリッド金属3Dプリンタ
(金属光造形+高速切削)
平成12年に福井県が地域結集型共同研究事業(国立研究開発法人科学技術振興機構の管轄)「光ビームによる機能性材料加工創成技術開発」がスタートし、マツウラもこの事業に参画することで本格的にレーザの研究を行いました。そして、レーザを利用し、金型の製作時間を従来の1/3に短縮できる新しい金型製造装置として、ハイブリッド金属3Dプリンタ「M-PHOTON 25Y」を平成14年に開発しました。「M-PHOTON 25Y」はレーザでの金属粉末焼結による造形と高速切削加工の一体化により、一工程で金型製造を完了する革新的なマシンで世界初の開発となりました。
平成16年に第2世代「LUMEX 25C」を開発、販売を開始しました。このマシンは、大出力タイプのCO2レーザ(500W)を標準設定し造形時間を40%短縮しました。平成18年には第3世代(200WYbファーバーレーザ搭載)、第4世代(400WYbファイバーレーザ搭載)「LUMEX Avance-25」を開発し、平成28年に最大工作物寸法600X600X500の「LUMEX Avance-60」を開発しました。これからもハイブリッド金属3Dプリンタによる全く新しいモノづくりを提案し続けます。
History of LUMEX series
2002
M-PHOTON 25Y
世界初のハイブリッド金属3Dプリンタ(JIMTOF2002出展)
2004
LUMEX 25C
ハイブリッド3Dプリンタ第2世代
500W CO2レーザ搭載
2006
LUMEX Avance-25
ハイブリッド3Dプリンタ第3/4世代
400W/500Wファイバーレーザ搭載
2016
LUMEX Avance-60
大型ハイブリッド金属3Dプリンタ
最大工作物寸法600X600X500mm
1kWファイバーレーザ搭載
APRシステム標準
2017
LUMEX Avance-25
ハイブリッド金属3Dプリンタ第5世代
高速対応、APRシステム対応