マツウラのモノづくり
平成モノづくり30年史 高速加工
平成モノづくり30年史
平成30年間の間にマツウラが培ってきた
⼯作機械技術を製品シリーズごとに振り返ります
History 02
高速加工
FX Series
高速加工
FX series
高速加工のパイオニア 高速主軸搭載
従来比3倍以上の加工能力
昭和60年のプラザ合意以降、日本経済は円高不況と日米貿易摩擦に見舞われ輸出規制を工作機械は強いられました。円高、貿易摩擦を超越できるマシンは何か。その答えが「高生産性を可能にする高速切削の加工技術」と考え、平成元年に超高速マシニングセンタ「FX-5」を開発しました。この開発では安川電機と共同開発を行い、高速巻線切替モータ搭載の主軸と高速高精度機能を実用化しました。高速巻線切替モータ搭載の主軸は、低速回転での重切削から、高速回転でのアルミ加工まで、オールマイティに対応可能で毎分2万回転の主軸です。
History of FX series
1989
FX-5
20,000回転(JIS#40)主軸搭載
エンドミル加工
1,000cc/min以上の切削能力
1990
FX-10
20,000回転(JIS#40)主軸
搭載航空機大型ワークに対応
2,040/1,020/400mm能力
1991
FXH-45
20,000回転(JIS#40)主軸搭載
1994
FX-1
30,000回転(JIS#30)主軸
搭載小型精密金型
直削り
1995
FXH-90
20,000回転(JIS#40)主軸搭載
1996
FXH-70
27,000回転(JIS#40)主軸搭載
1997
FX-5GPC40
27,000回転(JIS#40)主軸
搭載早送り50m/min